「なかよしパン」とは？カエルと大きいサイズが特徴の沖縄ローカルパンの解説

「なかよしパン」は沖縄県内で販売されているローカルパン(地域限定パン)です。

1960年頃から販売されているロングセラー商品で、沖縄県民で食べた事がない人はいないのではないかという位に馴染み深く、沖縄を訪れる観光客はそのビッグサイズとパッケージに描かれているカエルに目を引かれるかと思います。
製造は地元企業で、なかよしパンの他にも多数の人気商品を抱える「ぐしけんパン」で、品質を保つため県外では販売しておらず、流通は沖縄県内のみとなっています。

「なかよしパン」の名前の由来は、沖縄では大家族が多くみんなで仲良くちぎって食べて欲しいという想いから。
なお可愛らしいカエルのキャラクターは創業者の名前からとった「しゅういちくん」で、「無事にかえる」という意味が込められています。

• ぐしけんパン公式サイトはこちら

ちぎって食べやすいように切れ目が入ったココア味のパン生地にバニラ風味のクリームをサンドした「なかよしパン」の他、2014年からは様々な味が発売されています（下の項目で紹介しています）。

通常サイズだとご覧の通り1人では食べきるのが難しいくらいの大きさですが、1回で食べ切れる「ハーフサイズ」もあります。

この大きさで、甘さもあるため気になるのがやはりカロリー。
ノーマルサイズはゆうに1000キロカロリーを超え、ハーフサイズでも結構あります。
このあたりは仕方ないですね。
栄養成分は以下の通りです。

以下では、気になるマスコットのカエルについてや、味の種類やサイズについてさらに詳しく見ていきましょう。

カエルのキャラクターについて

上でも触れましたが、パッケージに描かれた寝転がっている可愛らしいカエルは、創業者の具志堅秀一さんから取って「しゅういちくん」といいます。
戦争体験をした具志堅さんが、無事に「帰る」という思いから「カエル」になったとのこと。

カエルというとおヘソがない事で有名ですが、こちらのしゅういちくんは大きなデベソが付いています。
シリーズごとに異なる格好をしているので、下の項目でパッケージを確認いただけます。

味のバリエーション

長らく「なかよしパン」一種だけでしたが、2014年に加わった「なかよし ピーナツ」を皮切りに次々と新しい仲間が増えています。

なかよしピーナツ

2014年10月からこのピーナッツが仲間入り。
次回沖縄訪問した際に購入して写真を掲載します。

なかよしダブルクリーム

ピーナツに続き2016年10月24日にはこちら「なかよしダブルクリーム」が発売。
ジャージーミルククリームとかスタートクリームが2切れづつ交互に塗られています。

なかよし プレミアム

2016年12月19日には「なかよしプレミアム」が発売。
チョコレートが練り込まれたパン生地にチョコのそぼろがトッピングされ、さらにメープルクリームとピーナッツクリームが塗ってあります。

なかよし わんぱくキッズ

2018年にいつの間にか(笑)発売されてた「なかよしわんぱくキッズ」。
ミルククリームとチョコクリームが2切れづつ交互に塗られています。

サイズ

ノーマルのサイズだと約31cm×16cm×5cm！
500ml・2Lのペットボトルと比較してみました。

購入店と撮影日については以下の通りです。

• 「なかよしパン」2016年2月マックスバリュ宮古南店
• 「なかよし わんぱくキッズ」2018年6月タウンプラザかねひで よかつ阿麻和利市場
• 「なかよし プレミアム」「なかよし ジャージー＆カスタード」2018年6月普天間りうぼう