オワコンは「終わったコンテンツ」の略で、一時期流行していたり勢いのあるコンテンツやサービスなどが、ブームを過ぎかつての人気が失いつつある下火の状態、勢いのピークが過ぎて見捨てられてしまっていたりユーザーの数減少が著しい状態などを指す用語です。
表記は「オワコン」の他、「おわこん」「おわコン」「終わコン」などが見られます。

「終わった」としていますが、実際にそのコンテンツが提供終了している状態ではなく、現在もコンテンツ提供が続いている最中に使われます。

主にネットの掲示板でのやり取りの中やFacebookなどのSNS、ツイッター、ニコ生などいろいろな場面で見かけます。

オワコンの元ネタ(由来)は「涼宮ハルヒの憂鬱」というアニメについての2ちゃんねるスレで「ハルヒは終わったコンテンツ」という書き込みからと言われています。

「オワコン」の対象になるのは、サービスであったりコンテンツだけでなく芸能人や有名人など人物であったり、ウェブサイトや商品、ゲーム、テレビ番組、音楽など多岐に渡ります。

用語の使い方も色々あるのでまとめました。

オワコン化
オワコンになった状態を指します。「オワコン」を名詞的に使った用語なので意味はほぼ同じです。「オワコン化しそう」「完全オワコン化」などとも使われます。
オワコン先輩
主にオワコンとされる「人物」に対して使います。「先輩」としていますがこの文面では尊敬の意味でなく蔑称として使われています。
始まってもないけどオワコン
「始まった」は流行やブームを意味しているので、「一時的な勢いもなく終わった」という内容になります。

実際に勢いが落ちているサービスに対して使われている事が多いですが、あくまで個人の判断で「オワコン」と言えるため、そのサービスが嫌いだからとか、単に古いからとか時代遅れだったり、など実際にはオワコンではないものに対しても使われている場面をみかけますので、判断は個人個人が行う必要があります。

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