ニコ生で頻繁に聞く用語の1つ「囲い」または「囲い厨」は生主を独占したいと思っていたり、親密になって他のリスナーとは違う特別な扱いを望むような行動をとるリスナーの事を指す用語。

言葉の由来は「(生主を)囲っている・囲い込んでいる・囲い込みしている」などの意味から。

あまりいい意味で使われる事はなく嫌味だったり揶揄した言い方。
初見リスナーなど、その生主に対して思い入れや感情が特にないリスナーにとっては違和感や気持ち悪さを感じたりする事が多い。

囲い厨とされる行動の一例です。
  • “自分のもの”にならないとわかると放送を荒らすなどの行動に出る。
  • 生主が明らかに間違っていても「正しい」とコメントしたりそれに対し他のリスナーにも噛み付くコメントをする。
  • 自分以外のリスナーと生主が仲良くなりそうな時などやきもちを焼いたり妨害コメントをする。
  • 放送中に裏でスカイプなどを使い生主に自分の都合のいいような指示を出す。

ただしこのような迷惑行為に及ぶような行動もしない、単に親しい間柄のリスナーであったり親密さを伺わせるコメントをする普通のリスナーであっても「囲い」とされてしまう事も。
ずっとその放送を見ていない限り「囲い厨」なのか「仲の良いリスナー」なのかを見分ける手段がないため仕方ない事かもしれません。

また囲いの定義というか意味も変化してきており、毎回放送に来てコメントをする、生主にお金を振り込む、放送外でスカイプや携帯で個人的な付き合いを持つなどのリスナーの事を「囲い」とする場合も多くみられるようになっています。

なお、生主が有名になると囲い達にも名前がつきます。
例えばニコ生放送で有名な横山緑さんの囲いは「暗黒脳」、ウナちゃんマンは「珍味団」、よっさんは「ひまわり」といったように呼ばれます。
他の配信者についてもまとめていますのでこちら「出会い厨(作成中)」があります。
こちらは出会い・恋愛を最大の目的としているリスナーの事で、オフ会への積極的な参加や放送外で異性の放送主やリスナーと会おうとする行動を取るのが特徴です。

他にもニコ生やネットで使われる用語をまとめていますので、合わせてご覧下さい。