ニコニコ生放送やツイキャス等にいる有名配信者(生主、放送主)には「信者」や「囲い」と呼ばれる熱狂的なファンや支持者がおり、それぞれの配信者ごとに囲い達の事を指す呼び方(名前・愛称・呼称)があります。

ここでは配信者の名前と信者の呼び方、その由来や元ネタの説明をまとめましたのでご覧下さい。
放送中に流れるコメントであったり、放送主の会話の中で時々耳にする言葉ですが、知らないと意味が通じない状態になってしまうので、インターネット配信を見る方なら簡単に覚えておくといいかもしれません。

歴史が長いのでニコ生や元ニコ生の放送主がほとんどですが、今後はツイキャスやふわっちのような勢いある配信サイトからもこのような名称で呼ばれる囲いが誕生するかもしれませんね。
便宜上、敬称略となっていますのでご理解下さい。

下記のリンクでは生放送サイトで使う用語もまとめていますので、あわせてご覧下さい。

配信者名 信者の呼び方 説明
七原くん ドリサポ、ドリームサポーター 七原くん本人は頑なに否定していますが、ADHD(注意欠如・多動性障害)でないかとリスナーに疑われており、放送中によくコメントでADHDに関連する動画を貼られたりしています。
その中の1つに脳科学育児コンサルタントなる肩書で、情報商材などを販売しているクロス先生という方のYouTube動画を紹介され閲覧していたところ、自分の味方になってくれる人を「ドリームサポーター」、敵になる人を「ドリームキラー」と称しており、このフレーズが七原くんにうけ、自身の囲いや応援してくれる人を「ドリームサポーター」略して「ドリサポ」、アンチや酷いコメントをする人を「ドリームキラー」略して「ドリキラ」と呼ぶようになりました。
横山緑 暗黒脳 横山緑さんのニコニココミュニティが「暗黒放送」で、ここでは慣れ合わない、笑わない、出会わない、などのルールがあります。
この「暗黒ルール」を妄信して他の放送でも押し付けたりする一部の信者がいたことからこう呼ばれるようになりました。

現在では信者や囲いだけを指す言葉ではなく、単に放送を聴いているリスナー全体を含める場合もあります。

石川典行 足軽 「足軽」は平安時代から江戸時代にいた歩兵ですが、石川典行さんが以前「信長」と名乗って放送をしていた事から、織田信長に掛けて足軽と呼ばれるようになりました。

放送中の弾幕コメントや外配信でのリア凸などが普通に行われていて、他の放送主の信者に比べて行動力のある人達が多いのが特徴。
弾幕コメントのタイミングがおかしかったり、指示通りでないコメントをするなど、足軽になったばかりの新人は「飛脚」とも呼ばれます。

ウナちゃんマン 珍味団、OSG 珍味団についてはウナちゃんマンさんが若い頃、珍味販売業を行っていた事から由来していて、放送を楽しむ囲いからお金を提供する人たちまで幅広いリスナーを指します。読み方は「ちんみだん」。

OSGは「大阪佐野グループ」の略で、2013年の大阪転居に伴い結成されたとされるグループ。
主に40~50代にかけての男性が中心で、生活費を出すなどお金を持っているとされる人達で形成されています。
現在はウナちゃんマンでなく他の配信者に移ったようですが、大口の資金提供者として「まぜさん」こと「まぜよるがな」さんがよく知られています。
読み方はそのままアルファベットで「オーエスジー」または略さず「おおさかさのぐるーぷ」。

うんこちゃん(加藤純一) 信者衛門、狂信者衛門 古くからニコ動・ニコ生で活動している「うんこちゃん」こと加藤純一さん。
過去のコミュニティー名に「キチエモン」「マジキチエモン」「ガチキチエモン」と名づけられていたこともあり、この呼び方が付いたと思われます。
読み方は「しんじゃえもん」。
野田草履 テコキッズ、テコキガール、テコルトレディ、許し隊 はっきりとした元ネタは不明ですが、過去に「もんちゃん」という女性生主に対し「手コキ」を要求して炎上したことがありますので、それが由来していると考えられます。
テコキッズの中でも女性のことを「テコキガール」とか「テコルトレディ」と呼びます。テコルトレディの方はヤクルトレディと掛けているようです。

「許し隊」についてはゲーム配信を行っている「うきょち」さんのスカイプチャット(うきょいぷ)の内容をバラしたとして謝罪放送を行いますが、その際に「許して!許して!許して!(続く)」と叫びながら自分の顔を叩く姿が大うけし、そのインパクトから名づけられました。
本人は「許して」言っていますが、「許した」と聞こえたことから「許して隊」でなく「許し隊」に。

もこう もこキッズ ニコニコ動画を中心にゲーム実況者や動画アップロードなどを行っている方です。
呼び方には4段階あり、リスナーは「受講生」、動画作成などを手伝うようなリスナーは「エリート受講生」、さらに距離が近い「もこう信者」、一番上が「もこキッズ」となります。
よっさん ひまわり 放送の内容がひまわり学級(特別支援学級)のようだとの情報から、放送主がその学級にいたとか、情報がさまざまありはっきりしません。
2016年初旬ころから「ひまわり」と呼ばれていたように思います。

ひまわりはよっさんの事を「パパ」と呼び、好き勝手な発言をする放送主に対して暖かく見守っているようですが、一般的には間違っていると思われる行動や発言をしても指摘せず許容している場面も見られます。

金バエ 小バエ、金バエファミリー、金バエ組 本人の「金バエ」という名前から由来しているので「子バエ」や「コバエ」に。他にも「金バエファミリー」「金バエ組」とも呼ばれています。

いわゆるキチガイ配信と呼ばれる放送をしていましたが、最近は雑談配信や他の放送主とのコラボなどが中心となっています。

まこと まこ信 配信者の名前「まこと」と、信者の「信」から「まこ信」と呼ばれます。
読み方は「まこしん」。
可愛らしい萌声をしたまことさんを崇拝するようなコメントをします。
ノエル 超越者 2015年に長野市の善光寺でドローンを落下させ、逮捕されたことで名が知れ渡った少年(当時15歳)がノエルさんです。
本人が放送やウェブサイトで支援を呼びかけており、特に高額な支援をする人を「超越者」(ちょうえつしゃ)と呼び、他のリスナーやファンとは違う特別扱いをしていました。
金額はかなりの額になっていたようで、逮捕当時に押収されたパソコンやスマホ数台がテレビに映されましたが、親からのお小遣いがない状態の15歳が手にする事は到底不可能な物品ばかりでした。
コレコレ コレリス 「コレコレリスナー」の略です。
ディープなリスナーからライトなリスナーまで、とにかく放送を定期的に視聴しているという程度でもコレリスと呼ばれます。
年齢層は年々上がっているものの、若い女性が圧倒的に多く、他の放送を荒らしたり妨害するなどの行為はほとんど見られません。
現在はコレコレさんはニコ生の有料チャンネルで配信を行っているため、無料では放送を視聴できません。
NER ねまわり、NER信 「ねまわり」は何年か前から使われているようですが、あまり知られておらず「NER信」の方がよく見聞きします。
由来については不明で、「NERの周りにいる」からとかでしょうか。

NER信については「生主の名前(または名前の一部) + 信」の組み合わせが、囲いの呼び方として使われる事から由来しています。

ティロ・フィナーレ加川(加川プロ) ティロリアン 二郎系ラーメンを愛好する人たちを「ジロリアン」というように、「ティロフィナーレ」と人を表す接続詞の「-an」を付けた造語。
まろん bs専 野田草履の放送で「まろんちゃんの囲いは何というか」といった話題になり、アンケートの結果決まりました。
「bs」はネット用語で「ブス」という意味があり「専」は専門のことなので、「ブスを専門に好きになるという男」という意味の「ブス専」ということになります。
実際には可愛らしい女性なので、からかうつもりでbs専と名づけられました。
高田健志 高田狂い、狂い 由来は不明ですが、高田さんが好きで狂ってるからでしょうか。
ただ、あまりそいうったコメントはなく、放送主をイジったり崇めたりと、うまく放送を盛り上げたりするのがうまい印象です。

高田健志さんは元タレントの方で、現在はニコニコ公式生放送などで司会を行うなどの活動をしていて、読み方は「たかだけんし」です。

やみん 園児 放送のコンセプトとして、やみんさんが幼稚園の先生で、リスナーが園児という設定から由来しています。
渋谷のキング イエバス(イエローバスターズ) 本人が結成したとされるネットギャングを「イエローバスターズ」略して「イエバス」と名付けています。
他の放送を荒らすように命令されたら弾幕コメントで放送を妨害するなど、忠実に指示をこなします。

放送内容が過激なことからコレコレ、画伯、信長(現・石川典之)と並んで「ニコ生4大癌」と呼ばれていました。
過去に放送引退後に復活しますが、今はしばらく放送していない状態となっています。

ステハゲ ステチル(ステハゲチルドレン) 中央大学在学中に多数の炎上で有名になったYouTuber。
ステハゲチルドレンを略してステチルとなりました。