ヨーグルトメーカーを使って作る料理の「温度」と「時間」そして簡単な「レシピ」を早見表として一覧にまとめました。
『設定温度って何度だっけ?』『何時間セットすればいんだっけ?』『何入れるんだっけ?』といった場面が多々あったため早見表として作成していますので、何か新しい料理を作るようになったら追加していく予定です。
メーカーの説明書や各種料理本によって異なる設定がされているので、ここではいくつかのメーカーが指定している設定を参考にした上で、自分で実際作ってみた時の設定などを加味し平均的なものを掲載しました。
正確に調理する場合はお手持ちの機種の説明書をご覧下さい。
使用した機種はビタントニオというメーカーの「VYG-20」(VYG-11の後継機)です。
早見表には書いてませんが、容器は煮沸消毒などで殺菌の上で使用して下さい。
温度と時間を忘れてしまった時の早見表を想定してるため、掲載しているレシピは簡易なものになっていますので初めて作る料理については詳しいレシビを別途ご覧いただくことをおすすめします。
また、外気温が暑すぎたり寒すぎたりする場合、機種によっては影響されてうまく作れない場合もありますので、ある程度試行錯誤や独自の工夫が必要にになる場合もありますのでご了承下さい。
料理 | 温度 | 時間 | レシピ |
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ヨーグルト | 40℃ | 7時間 | 牛乳1000ml(1L)、ヨーグルト100gをよくかき混ぜてセット。 |
飲むヨーグルト | 30℃ | 8時間 | 牛乳1000ml(1L)、飲むヨーグルト100gをよくかき混ぜてセット。 ヨーグルトにならず失敗する事が多かったです、飲めるほどのサラサラでなく固まってしまいますが通常のヨーグルトの温度(40度)で発酵させる方がおすすめ。 |
カスピ海ヨーグルト | 27℃ | 7時間 | 牛乳1000ml(1L)、カスピ海ヨーグルト100gをよくかき混ぜてセット。 室温が30度以上だと失敗する確率が上がります。 プレーンヨーグルトからは作ることができません。 |
ギリシャヨーグルト(水切りヨーグルト) | 40℃ | 7時間 | ヨーグルトを作ったら、それをキッチンペーパーを敷いた水切りざるとその受け皿を用意してプレーンヨーグルトを入れ5時間ほど冷蔵庫で水分(乳清)を落とす。 |
生クリームヨーグルト | 40℃ | 7時間 | 牛乳400ml、動物性生クリーム100ml、プレーンヨーグルト50mlをよく混ぜてセット。 |
豆乳ヨーグルト | 40℃ | 7時間 | 豆乳1000ml(1L)に対しプレーンヨーグルト100gをよく混ぜてセット。 無調整・調整どちらの豆乳でも可。 |
甘酒(白米あり) | 60℃ | 8時間 | ご飯100g、乾燥米麹200g(生麹なら300g)、水400g。 炊いた温かいご飯を水と混ぜ、よくほぐした米麹も入れてセット。 米麹を60度以上にすると菌が死んでしまうのでそれ以下の温度で混ぜます。 |
甘酒(白米なし) | 60℃ | 8時間 | 乾燥米麹200g(生麹なら300g)、水300g。 水を60度にして、ほぐした米麹と混ぜ合わせセット。 米麹を60度以上にすると菌が死んでしまうのでそれ以下の温度で混ぜます。 |
サワークリーム | 40℃ | 8時間 | 動物性生クリーム400ml、ヨーグルト50gをよく混ぜてセット。 一晩冷蔵庫で冷やして固めます。 |
発酵バター | 40℃ | 8時間 | 物性生クリーム400ml、ヨーグルト50gをよく混ぜてセット、これでサワークリームが出来上がります。 これをボウル等に移してハンドミキサーで撹拌しバターと乳清に分離させる。 |
納豆 | 40~45℃ | 20時間 | 種菌となる納豆は乾燥大豆200gに対して12g程度(納豆1パックの4分の1くらい)の分量。 煮豆と種菌用の納豆を混ぜあわせてセット。 縦長の容器だと底部が発酵しないので空気の行き渡る浅い容器がいいかと思います。 |
温泉卵 | 65℃ | 1時間 | 卵4個を容器に入れて浸る量の70℃のお湯を注ぎセット。 |
鶏ハム | 63℃ | 3時間 | 鶏むね肉250~300gをジップ付きの袋に空気を抜いて入れる。 容器に肉と設定温度より熱い80度位のお湯を浸る程度に入れてセット。 |
ローストビーフ | 62℃ | 3時間 | 牛もも肉300g、あればローリエ1枚、玉ねぎ40g・にんにく1片・醤油大さじ2を調味液としてブレンダーで混ぜ合わせる。 ジップ付きの袋に入れて肉と調味液・ローリエを入れて空気を抜き閉じる。 容器に肉と設定温度より熱い70度位のお湯を浸る程度に入れてセット。 |
ザワークラウト(シュークルート) | 25℃ | 48~72時間 | キャベツ、キャベツ重量の2%の塩(1kgなら20g)、あればローリエやキャラウェイシード適量。 細かい説明が必要なためレシピは割愛します。 慣れないうちはかなり失敗率が高いです。 春から夏の常温でも作れます。 |
カッテージチーズ | 60℃ | 6時間 | 牛乳500ml、レモン汁(または酢)大さじ2を混ぜてセット。 キッチンペーパーを敷いたザルに入れ水分を切る。 |
ぬか床 | 25℃ | 48~72時間 | ぬか300g、塩45g、水230ml、人参や大根の皮等くず野菜1回混ぜ合わせる毎に50g位。 (野菜は最後に入れる)材料を混ぜ合わせ、袋に入れ口を少し開けてセット。 8~12時間に1回取り出しかき混ぜる。詳しい手順は複雑なため割愛。 |
塩レモン | 60℃ | 24時間 | 国産レモン2個、レモンの重量に対して塩20%(別途塩もみ洗い用の塩)。 レモンの表面を擦るように塩もみ洗いする。 あつさ5mmくらいのスライスレモン(みじん切りも可)にし、レモンが重ならないように塩とレモンを交互に容器に入れセット。 外国産は各種薬品が皮に付着していますので国産がいいです。 |