海ぶどうを貰ったり購入した時、どのように食べればいいのか、また保存方法や取扱いついての注意点、地元沖縄で食べられている海ぶどうの料理などをまとめました。
せっかくいい海ぶどうでも、間違った扱いをすると食感が悪くなってしまったり萎れてしまう事もありますので、初めて食べる方にはぜひご覧頂きたいと思っています。
下で詳しく説明しますが、美味しく食べるポイントはこちら。
- 冷蔵庫には入れず、常温で保存する
- 届いたら出来るだけ早く食べる
- 食べる前に冷たい水で簡単に洗いよく水を切る
- 付属のタレがない場合は青じそドレッシングがおすすめ
- タレはかけるのではなく、刺し身のようにつけて食べる
今回は「385じま 楽天市場店」から通販で購入しましたので、手元に海ぶどうが届いてから食べるまで順を追って説明します。
他にも海ぶどうに関する記事がありますので、よかったら合わせてご覧下さい。
目次
冷蔵庫に入れず常温で保存
海ぶどうを入手したら、すぐに食べない場合でも常温で保存しましょう。
生ものですし、ひとまず冷蔵庫へ入れてしまいそうになりますが、海ぶどうに最適な温度は20~25℃で、上限は約30℃の下限は約10℃のため、冷蔵庫だとすぐにダメになってしまいます。
具体的にどのようになるかというと、粒が潰れ萎れてしまう上、生臭い匂いも出てきます。
こうなるともう元には戻せず食べられませんので、必ず常温に置いておきましょう。
また、賞味期限はそれぞれの商品によりますが、通販での目安としては届いてから5日以内くらいです。
熟成させたり寝かせて味が変わる食べ物ではないので、出来る限り新鮮なうちに食べるのがおすすめです。
緑色が薄くなってしまったら光を当てる
海ぶどうは光合成でより緑色が濃くなるわけですが、沖縄の養殖場から運ばれてくる間は発泡スチロールなどの梱包材の中で日光を浴びずにいます。
そのため、緑色が薄くなってしまったものや白っぽかったり透明な海ぶどうもあります。
そんなときはラップをしたり透明なパックなどに入れ、蛍光灯の光であったり、陽の光が入る部屋に2時間くらい置いておくと、少し色素が濃くなります。
直射日光には弱いので、直接太陽の光を当てるのは避けましょう。
ただ、見た目ほんのり濃くなった気はしますが、正直味の違いはそれほど感じませんでした。
塩気が強かったら塩抜きする
これまで通販や地元のスーパーで数十回ほど海ぶどうを購入しましたが、それほど塩気がきついものはありませんでした。
ただ、メーカーによってはやや強めの商品もありますので、届いたものを味見してみてしょっぱいようでしたら塩抜きを行います。
方法は、下の項目「冷たい水ですすいでから食べる」の前に常温の水で軽くすすいで1~2分位浸しておけば完了です。
長時間水につけると食感が悪くなりますので注意です。
冷たい水ですすいでから食べる
最初は張りがあってしっかりした粒の海ぶどうでも、時間が経つと若干元気がなくなって食感が劣ってきます。
復活させるには、氷を少し入れた冷たい水に浸して、手で簡単にすすぐ(洗う)とシャキッとしたプチプチ感が戻ってきますので、あとはザルなどでよく水を切ってお皿に盛り付けます。
なお水に長時間浸すと今度は萎れてきますので、3~4分位を限度の目安に行って下さい。
お皿に盛ってみました。
冷水に浸した事でややヘタっていた粒が、つやと張りのある綺麗な粒になりました。
箸は沖縄の赤と黄色の「うめーし」を、ランチョンマットは「ミンサー織り」を使ってみました。
使うタレは何がいい?
海ぶどうに専用のタレが付属している事が多いですが、無い場合は「太もずくと海ぶどうのたれ」または「シークヮーサーポン酢」などが非常に相性がいいです。
普通のスーパーで手に入るタレでは「青じそドレッシング」のような爽やかな酸味のあるものを選びましょう。
ドレッシングがない場合は、同量の酢と醤油に少しの砂糖を混ぜた自家製タレか、どうしてもない場合はポン酢でも食べられますがちょっと違和感あります。
タレをかけるのではなく刺身のようにつけて食べる
皿に乗った海ぶどうに豪快にタレをかけて食べたくなりますが、これだとタレのかかった部分から時間の経過とともに粒が萎れてきてしまいますので、お刺身のように箸で取った海ぶどうをタレにつけて食べるようにします。
海ぶどうを使った料理
上で説明したように、そのままタレをつけて食べるだけでなく、他の食材や料理と組み合わせても美味しいです。
実際に沖縄で食べた海ぶどうの料理をご紹介します。
この他にも「海ぶどうの天ぷら」なども食べられていました。
次回行った時にでも食べ、ここに掲載する予定です。
サラダに乗せる事でいいアクセントになります。
現地でもよく見かける食べ方です。
2014年7月に「浜辺の茶屋」で撮影しました。
浜辺の茶屋公式サイトはこちら
お料理は「イカ汁」です。
ちょっと小さいですが、写真左上のお刺身に海ぶどうが添えられています。
このような食べ方もよく見られます。
2014年7月に「奥武島海産物食堂」で撮影しました。
奥武島海産物食堂 (おくたけじまかいさんぶつしょくどう
こちらは「海ぶどう丼」です。
「とろろ」「うに」の上に「いくら」、周りに海ぶどうを敷き詰めた丼です。
2014年7月に「元祖 海ぶどう 本店」で撮影しました。
元祖 海ぶどう 本店公式サイトはこちら