リバは「リバウンド」「リバーシブル」「リバース」「リバティ」などを略したもので、「リバる」や「リバった」は「リバ + する」のようにリバを動詞化した用語です。
使う場面によって6つの意味があります。

  1. 株など投資の分野の「リバウンド」で、下がった株価が反発して上がる事。
  2. ダイエット関連で「リバウンド」で、一旦落ちた体重が増え始める事。
  3. スポーツ用語として、バスケの「リバウンド」、またはユニフォームの「リバーシブル」
  4. BL(ボーイズラブ、男性同士の恋愛漫画の事)の「リバーシブル」で、攻めと受けを一方に限定しない事。
  5. お酒や食べ物での「リバース」で、一度食べたものをリバース(嘔吐)してしまう事。
  6. 自由や解放の意味の「リバティ」の事。

この6つの意味について、さらに詳しく見ていきましょう。

投資でのリバ(リバウンド)

株にFX、仮想通貨、先物取引など、投資の世界で使われるリバは英語で反発とか跳ね返るの意味の「リバウンド」(rebound)が語源となっています。

リバウンドはある時の額よりも価格や価値が下がった状態から、その後に反発して上昇する事を意味する用語です。

この意味のリバが他のリバよりも多く使われており、TwitterなどのSNSであったりネット掲示板でも見かけます。

使い方の例や表現は以下の通りです。

  • 買っておけばよかったリバきてる
  • リバきた
  • 今になってリバか
  • 鬼リバしてるじゃん
  • リバ狙いしてる
  • 原油リバってる
  • あの銘柄リバってるみたい
  • リバったなー
  • もうリバなの?
  • リバってるけどもう買えない
  • 早くもリバの予感

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ダイエットでのリバ(リバウンド)

こちらは1つ目に紹介した投資と同じ語源で、反発・跳ね返りの意味の「リバウンド」(rebound)の略で、落ちた体重が元に戻ったり、それよりもさらに増えてしまう事の意味があります。

使い方の例や表現は以下の通りです。

  • せっかく体重落ちたのにリバってきた
  • リバらないようにしないと
  • 2kgリバった
  • 食べなかったのに謎リバした
  • あっという間に元の体重にリバ
  • 久々に体重計乗ったらリバってた
  • 早速リバってるじゃん
  • すぐリバるから気をつけないと
  • リバるの前提で食べる
  • リバってもいいや

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スポーツでのリバ(リバウンド、リバーシブル)

スポーツ分野では、バスケットボールで時々耳にするリバは、シュートしたのにゴールせずリング等に当たって落ちてきている状態の「リバウンド」(rebound)、またはバスケに限らず裏表両方で着用できるビブスの事を「リバーシブル」(reversible)、これを略して「リバ」と言う事があります。

使い方の例や表現は以下の通りです。

  • リバ狙ってる
  • ちゃんとリバ取れよ
  • リバうまいね
  • 全然リバのタイミング合わない
  • リバからの得点
  • 固定ナンバーだよリバは
  • ユニは10番でリバは7番着てる
  • リバ汚れちゃった
  • 洗濯したリバいい匂い
  • リバのナンバー変えたい

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BLでのリバ(リバーシブル)

BL(ビーエル、ボーイズラブ)は男性同士の恋愛を描く漫画の事で、性的な描写など過激な描写などもあり、一部の女性に人気があるジャンルで、BLを愛好する女性を腐女子(ふじょし)といいます。
このBLの世界で「攻め」(男性役)と、「受け」(女性役)をどちらか一方に限定せずシチュエーションによって交代させる事を指します。

「同軸リバ」「別軸リバ」という言葉もあり、前者は同じ世界線で攻めと受けが変わる事、後者は異なる世界線で登場人物が攻めか受けか変わる事です。

他の使い方の例や表現は以下の通りです。

  • リバらせる描写もいい
  • 個人的にはリバ見たくなかった
  • リバありえないでしょ
  • 私もリバもイケる
  • おーリバじゃん
  • リバ無理
  • リバありだったよ
  • もしリバだったりしたらどうしよう
  • 同軸リバの方が好みだったのに
  • どちらかというと別軸リバが好きかな

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飲み会でのリバ(リバース)

お酒を飲みすぎたり、料理を食べ過ぎたときなどに使われれるリバは「リバース」(reverse)。
時々しか耳にしませんが、「リバース」食べたものをリバース、つまり吐いてしまう事、嘔吐です。

使い方の例や表現は以下の通りです。

  • リバってきた
  • あいつリバった?
  • 思いっきりリバってた
  • リバってくるかな気持ち悪い
  • 食べ過ぎたリバりそう
  • これ以上飲んだらリバる
  • もういいこれ以上はリバっちゃうわ
  • リバっても困るからこのへんで
  • またリバるのかよ
  • リバられても困るぞ

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自由の意味もリバ(リバティ)

あまり使われることはなく見かける機会もかなり少ないですが、英語で自由や解放の意味がある「リバティ」(Liberty)の略として使います。
または、「平成フラミンゴ」などが所属するYouTuber事務所「リバティタウン」が開催したイベント「リバる!~Summer Stage~ in東京」の事を指します。

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