「がこおち」は「学校だから落ちる」等の略で、「学校行くから中断するね」とか「学校あるから抜けるね」という、今やっていることを一旦やめるという意味で使う用語です。
漢字の「がこ落ち」表記も見られますが、「がこおち」の方が多いです。
語源は「がこ」が学校で、「おち」(落ちる)は今の作業を止めるとか、中断、一旦終了するという意味のネット用語でこの2つを組み合わせて作られた言葉です。
使い方としては、オンラインゲーム中に相手に『がこおちだわ、またね』と言われたら「学校だからゲーム終わるね、またね」という意味で、Twitterの会話で『がこおち』なら「学校あるから以降のツイートは出来ない」といった感じのニュアンスになります。
他にもがこおちには以下のような使い方や表現があります。
- がこおち
- またねがこおち
- がこおちする
- うわーもうがこおちだ
- がこおちしますね
- 遅刻しないように早めにがこおち
- じゃあねがこおち
発祥時期についてははっきりしませんが、ネットで作られたというよりは、2021年頃からリアルな会話やLINEのやりとりなどで10代の高校生や大学生を中心に使われはじめ、2022年頃からはTwitterなどのSNSで見られるようになりました。
2022年3月時点だと中学生・高校生を中心に一部の新しい言葉に詳しい学生の間でしか使われていない状態ですが、少しずつ広まっています。
まだまだ知名度の低い状態ではありますが、ネット上でも見られるようになりつつあるので、定着する可能性があります。