ニコ生やニコ動などでRPG(ロールプレイングゲーム)をしている時に、放送主やコメントから時々聞かれる用語「エンカウント率」の説明です。
「エンカウント率が高い / 低い」とか「エンカウンター」というような使われ方をする事が多いと思います。

まずエンカウントの意味ですが、英語のエンカウンター(encounter)から由来していて「遭遇する・対戦する」という事なので、敵に遭遇して戦うという意味になります。
ですので「エンカウント率が高い」という事は、敵の出現率(出会って戦う)が高いという意味で「エンカウント率が低い」はその逆です。
単に「エンカウンター」といえば、敵に遭遇したことを指します。

「encount」は存在しない英単語ですので「エンカウント」は和製英語ですが、encounterは実際英語で使われていてエンカウント率は「encounter rate」とされます。

一言に「エンカウント」と言っても下記のようないくつかの種類や分別があります。

ランダムエンカウント
ドラクエシリーズ(VIII以前)で使われる形式。キャラクターが移動中には敵は見えない状態で、一定の確率で敵と遭遇して別画面に切り替わり戦闘が始まります。英語では「random encounter」
シンボルエンカウント
テイルズ オブ シリーズで使われる形式。キャラの移動中にも敵が見えている状態で、それに接触すると別画面に切り替わり戦闘が始まります。
強制エンカウント
上記のランダム・シンボル関係なく、ある地点や場所に行った際に必ず発生する戦闘の事です。

また、RPGであってもエンカウント方式でないゲームも多くあります。
ゼルダの伝説シリーズや聖剣伝説のように移動画面上に敵がおり、別画面に切り替わることなく戦闘するゲームがそれに該当します。