「エゴサーチ」は検索エンジンやSNSなどネット上で、自分または自分が所属するグループなどの評価・評判や口コミなどを調べる行為を指す用語で、「エゴサ」と略され呼ばれる事が多いです。
語源は、自己・自身の意味の「ego」(エゴ)と、探すの意味の「search」(サーチ)を組み合わせ。
反対に、自分とは関係ない名称を検索する事を「パブリックサーチ」(パブサ)といいます。
やり方は、Googleやヤフーなどの検索エンジンやTwitterやFacebook、InstagramなどのSNSで、自分が活動する名前を入力して検索し、ヒットした内容を見る流れになります。
中でもリアルタイムで反応がわかる上、気軽に投稿出来るTwitterやがよく使われます。
検索するワードは本名で活動しているなら本名ですが、芸名・ハンドルネーム・あだ名・SNSでの名前など等、それぞれの活動名で行い、自分の所属する団体であったり、ブログもエゴサーチの対象になります。
以下のようなエゴサーチの使い方や表現があります。
- エゴサーチ楽しい
- エゴサーチから見つけた
- もやもやするからエゴサーチしてみようかな
- 毎日エゴサーチお疲れ様
- エゴサーチの結果は上々
- 僕もエゴサーチしますよ
- ときどきエゴサーチしてる
- 気になるからエゴサーチしてみるか
- エゴサーチしてるの?
以下ではエゴサーチをさらに詳しく見ていきます。
英語でエゴサーチは何という?
「エゴサーチ」は、英語の言い回しで「Egosurfing」(エゴサーフィング)が主に使われていますが、他にも以下ような言い回しがあります。
- Googling yourself(グーグリング ユアセルフ)
- vanity searching(バニティー サーチング)
- egosearching(エゴサーチング)
- egogoogling(エゴグーグリング)
- autogoogling(オートグーグリング)
- self-googling(セルフグーグリング)
※「vanity 」(バニティー)は虚栄心やうぬぼれの意味で、「グーグリング」はグーグルで検索する事です。
一般人でもエゴサーチをする?
表立った活動をしていない場合、炎上や嫌がらせ等が無い限りは本名がネット上に出回る事はないため、エゴサーチを行う人はネット上に名前が出るような活動をしている人、例えばスポーツ選手であったりタレント、インフルエンサー、モデル、YouTuberなど有名人が行っていました。
ただ近年ではSNSはじめYouTubeライブ、ニコ生、ツイキャスなど、芸能関連の仕事をしていない一般人であっても顔を出して活動する場所が増えていることもあり、エゴサーチを行う人は増えていると言えそうです。
エゴサーチの発祥について
エゴサーチの発祥は1995年にはすでにアメリカでEgosurfingという言葉が生まれており、日本では詳しい時期については不明ですが、遅くとも2008年にはすでにネット上で使われており、ネットの普及やネットで活動する人達が増加するのに並行して知名度も上がっています。
2022年4月現在だとSNSを頻繁に使っている人にはよく知られた用語になっています。