「バ先」は「アルバイト先」(バイト先)の略で、自分が働いているお店や職場の事を意味する用語で、読み方は「ばさき」。
主に高校生・大学生や20代の若者が使っているため、オフィスや会社というよりも、ファストフードやファミレス、カフェ、コンカフェなどの飲食店やコンビニや漫画喫茶や本屋さんなどの店舗を指す場合が多いです。
バ先の発祥時期ははっきりしませんが、学生の間では2017年頃にはすでにLINEのやりとりや、リアルの世界の会話で使われるのを耳にしていたので、遅くともこの頃にはかなり広まっている状態と考えられます。
ネット用語というよりも、学生の間で使われていた言葉が少しずつネットに広まったようで、2019年頃からネット上であったりTwitterなどのSNSでも見かけるようになりました。
バ先の使い方や表現は以下の通り。
- バ先の先輩が可愛い
- バ先での恋愛ってあり?
- バ先の社員むかつく
- バ先の休憩室でくつろいでる
- バ先に電話するの緊張する
- 休みの連絡をバ先にしなければ
- イケメンがバ先にいるのが嬉しい
2022年3月時点だと学生にはかなり知られた用語になっており、ネットを使わない人でも知っている人は多い印象。
ただしほとんどの場合は10代~20代前半までの若者が使っているため、それ以上の年代にはあまり知られていないものの、言葉の響きと文脈や会話の流れも合わせると、バイト先の事を言っているのだと通じる可能性はあります。
似た用語として、バイトが終わった意味の「バおわ」、学校が終わった意味の「がおわ」などがあります。