「ハチカマ」は石川県に本社があるラーメンチェーン店「8番らーめん」の野菜ラーメンやその他メニューに入ってる具材「なると」の事で、赤く描かれた数字の「8」の文字が特徴。
SNS等ネット上では数字やひらがなで「8かま」「8カマ」「はちかま」の表記も見られますが、公式では「ハチカマ」です。
「8番らーめん」は北陸3県(石川・富山・福井)の他、岡山県・長野県と海外にも店舗展開を行っていて、北陸地方では誰もが知るラーメン店。
特に発祥の石川県と隣の福井県では「ソウルフード」と言われるほどの人気です。
北陸近隣以外だと2025年現在まだそれほどの知名度はありませんが、テレビやSNSで時々大きく取り上げられる機会も多くなり、少しずつ名が広まっている段階です。
ハチカマは8番らーめんの定番メニューである「野菜らーめん」の他、いくつかで使われていますが、一部のメニューでは未使用です。

野菜らーめんは「味噌」「塩」「醤油」「バター風味」の味から選べ(2025年現在)、上の写真は塩でです。
8の文字の入ったなるとが乗っています。
下の写真は毎年の秋冬の季節限定メニュー「酸辣湯麵」(サンラータンメン)で、ハチカマは使われていません。

ハチカマの発祥についてですが、まずはなぜ8なのかの説明です。
8番の由来となっているのは、1967年にオープンした1号店石川県加賀市の国道8号線沿いにあったことから「8番らーめん」となりました。
この時はまだハチカマはなく一般的ななるとと同じく「の」の字が書かれていたものを使っていました。
翌1968年に赤巻の仕入れを行っていた蒲鉾製造メーカー「黄木かまぼこ」からの提案がきっかけてハチカマが誕生しました。
それから10年ほどは「8」だけでなく、なるとの「縁」部分も赤く着色されていましたが、1970年代後半にそれまでの合成着色料から、パプリカとトマトの野菜由来の着色料を使用するようになったタイミングで縁はなくなり、数字の8のみが赤文字で描かれるようになり現在に至ります。
2011年頃からはハチカマをモチーフにしたイメージキャラクター「ハチコ」も登場、ゆるキャラのような着ぐるみや、ぬいぐるみなど各種グッズを展開しています。
※ 記事にある写真は上から「8番らーめん 花堂店」(2013年4月)、「8番らーめん 大野店」(2013年10月)、「8番らーめん 羽崎店」(2014年11月)で撮影しました。