ツイッターで使われる「FRB」は「フォロー リムーブ ブロック」の事で、それぞれの頭文字「Follow」「Remove」「Block」を取って作られた造語です。
「FRBご自由に」というフレーズをよく見かけますが、「フォローもリムーブもブロックもご自由にどうぞ」という意味です。
フォローは相手のツイートが自分のタイムラインに表示されるようになるもので、リムーブは反対にフォローを外す事、ブロックは相手が自分のツイートを見れなくなったりフォロー出来なくなる機能です。
「FRB」のはっきりした発祥時期は不明ですが、2014年頃からちらほらツイッターで見かけるようになりました。
FRBの他にもスラッシュの「f/r/b」や、ドットの「F.R.B」や記号を付けた「F+R+B」というような表記も見かけますが意味は同じです。
本来ツイッターはFもRもBも自由に行えますし、特に相手の許可も必要ないため「FRBご自由に」とわざわざ宣言しなくても問題はありませんが、中には「勝手にフォローするな」とか「許可内リム禁止」(リムはリムーブの事)といった独自のルールを敷くユーザーも存在するため、トラブル等を避けるために使われていると考えられます。
FRBの使い方や表現についてはこちらです。
- 気軽にFRBどうぞ
- 【定期】FRBご自由に
- FRB気にしませんので自由です
- FRB自由です!相互はリプがDM下さい
- 無言FRBお許しください
2番目はネット用語の「定期」です。詳しくは「定期とは?」をご覧下さい。
5番目は自分が相手に対して勝手にFRBするよという意味です。
ツイッターではFRBが「フォローとリムーブとブロック」を指す事がわかりましたが、ツイッター以外というより世界的に使われているFRBが存在しています。
アメリカの「連邦準備制度理事会」(Federal Reserve Board)、略して「FBR」です。
よくテレビで金融に関係するニュースなどを見ていると耳にする言葉ですが、こちらはボストンやニューヨークなど全米に12ある連邦準備銀行を統轄し、アメリカの金融政策を決定する7人の理事で構成される会の事。
「フォロー・リムーブ・ブロック」のFRBと、「連邦準備制度理事会」のFRB。
あまり混同する場面はないかと思いますが、どちらか一方のFRBしかわかっていないと、会話をしていて意味が通じなくなってしまう場面も出くるかもしれませんね。
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