タイトルだけではちょっとわかりにくいですが、電話についている「シャープボタン」のお話。
よく自動音声のボタン操作案内でも「2番とシャープを」のような感じでアナウンスされますし、一般的にも「シャープ」って呼ばれてますよね。
でもこのマーク、音楽の楽譜で使われるシャープに似ていますが、実はシャープではありません。
本物のシャープはこちら「♯」で、電話についているシャープはこちら「#」。
♯と#よく見ると前者のシャープは縦線が真っ直ぐになっていて、後者は斜めになっています。
ではこのシャープに似たマークの正体はというと、「井桁(いげた)」といいます。
- シャープ
- ♯
- 井桁
- #
井桁の他にも下記のような呼び方もされます。
- パウンド
- ナンバーキー
- ハッシュキー
- スクエア
パソコンで変換するときは、♯(シャープ)の場合は「しゃーぷ」で。#(いげた)の場合は「いげた」か「なんばー」と入力して変換することが出来ます。
ただ、もうこの「シャープ」ボタンの呼称は一般的になっているため、現時点で全く不便はないですし、今から正しい呼び方に変更する方が不便で時間もかかりますから、このまま「シャープ」と呼ばれ続けることになりそうです。