「圓」は「円」の旧字体で、読み方や使い方は円と同じく音読みで「えん」、訓読みで「まど(か)」など。
意味は「まる」「円形」「まるい形」「角がない」など。
員(いん)を四角で囲んだような漢字で、ロの形をした部首の部分は「囗部」(いぶ)といいます。
PCやスマホで文字を表示したい時は以下のように打ち込むと変換一覧に出てきます(環境によって異なります)。
- えん(圓)
- まどか(圓)
- まる(圓)
- まるい(圓い)
- えんけい(圓形)
昔は「1圓」「2圓」のように、お金の単位の円として使われていましたが、1948年(昭和23年)からは硬貨が、1950年(昭和25年)からは紙幣も新字体(異体字)である「円」の表記が開始されました。
画数については圓が13画、円は4画です。
話は少しズレますが、この記事を書こうと思ったきっかけが、東京の八王子にある、下の写真にあるラーメン屋さん。
「煮干鰮らーめん 圓」といい、鰮は「いわし」なので「にぼしいわしらーめん えん」と読みます。