「微レ存」は「微粒子レベルで存在している」の略で、「限りなく可能性が低いもののゼロではない」といった意味合いです。
ただし、ネタ用語として使われているため、言葉通り極わずかな可能性という意味で使われることはあまりなく、ほとんどの場合は特に可能性の高い低いは関係なく使われます。

読み方は「びれぞん」または「びれそん」で、文章の最後に付け加える形で使用することが多く、以下のような表現があります。

  • 雨降る可能性が微レ存・・・?
  • 学校遅刻する可能性が微レ存…?
  • サーバーダウンの可能性が微レ存
  • もしかしたら寄れない可能性が微レ存だから先帰ってて
  • 同じ色って可能性も微レ存だな

詳しい元ネタについては後述しますが、淫夢語録(ホモビデオから生まれた用語)と呼ばれる用語の1つであることから、真面目な発言をする場面で使われることはありません。
また、元ネタが「現在も分子レベルで残留している・・・?」という一文であるため、最後に「・・・?」や「…?」などのようにクエスチョンマークで終わるパターンをよく見かけます。

以下では、論争のある微レ存の読み方について、そして元ネタについて詳しく見ていきましょう。

微レ存の読み方

微レ存の読み方は「びれぞん」が多いようですが、もともと「微粒子レベルで存在している」を略した用語であるため、この文章は「びりゅうしれべるでそんざいしている」であって、正しくは「びれそん」ではないかという声もあります。

2ちゃんねるでもこのあたりの話題が出たりしますが、「びれぞん派」と「びれそん派」で意見交換が行われるものの、結局のところ結論がでないまま混在して使われている現状です。

2017年になると、上から目線でアドバイスするキャリアウーマンのキャラのネタでブレイクしたお笑いタレント「ブルゾンちえみ」さんと語呂が似ているということで「微レ存ちえみ」というワードが時々ツイッターでつぶやかれるなど、「びれぞん」の読み方が優勢のようです。

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由来・元ネタについて

元ネタについてもいくつかの説があります。
有力なものとしては、有名掲示板の2ちゃんねるにある就職板またはガイドライン板にて、ホモビデオで有名な「真夏の夜の淫夢」の話題になり「中田の口内には、TDN・HTN・TNOKのチンカスが現在も分子レベルで残留している・・・?」という書き込みがされました。
これが淫夢関連の本スレでも書き込まれるようになり、様々変化した結果「微粒子レベルで存在している」となったようです。

※一部本当に汚い表現が含まれておりすみません

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微レ存の反対語は?

微レ存の反対語(対義語)として「巨レ存」という用語が使われています。
特別深い意味があって出来たのでは無く、単純に「微」を「巨」にしただけのようで、現状あまり見かけませんが、微レ存の知名度が上がるにつれ少しずつ使われる頻度が上がっています。

他にもネット用語やニコニコ用語・ツイッター用語をまとめていますのであわせてご覧ください。

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