「チョコレートコポー」はチョコレートを薄く削って作るデコレーション(飾り)用のチョコレートの事で、ケーキやアイスクリーム、ドリンクなどのトッピングとして使われています。
「コポー」はフランス語で「削り屑」、木の表面をカンナで削ったときの「木くず」「鉋屑」の意味がある「copeaux」(コポー)の事です。
形状はクルッと丸まったカールや、細長かったり幅が広かったり、カールしていないものなど様々で、チョコレートの種類についてもダーク・ミルク・ホワイトなど用途に合わせて使い分けられます。
上の写真はTOMIZ(富澤商店)で購入したチョコレートコポー(40g)で、形状は薄いストレート、ミルクチョコレートとホワイトチョコレートです。
下の写真は実際にケーキにトッピングされたチョコレートコポーで、銀座コージーコーナーの「苺のチョコバナナロール」と「ガトーショコラ」です。
共にカールしていますが、幅のサイズが異なります。
カールしていないホワイトチョコレートのコポー、こちらは不二家の「ホワイトチョコ生ケーキ」です。
以下ではどうやってチョコレートコポーを作るのかを説明しますので、お菓子作りをする方はぜひご覧ください。
なお写真で使っているのは、楽天で購入した「TOMIZのチョコレートコポー」で、ケーキはそれぞれ「銀座コージーコーナー 五反田店」(2019年3月)、「不二家 五反田東急ストア店」(2017年5月)で購入しました。
チョコレートコポーの作り方
形状によって作り方は異なり、カールしたものであればパレットナイフやスプーンなどで、板状のチョコを置いて引っ掻くように削り取ります。
板チョコの表面でなく細い面をピーラーやナイフで削れば、シャープなコポーに。
冷蔵庫に入れておいたチョコレートなど、冷えているとうまく削れず細かく砕けてしまいますので、ラップやアルミホイル越しに手で軽く温めてた後だと削りやすくなります。
カールしていないものを作る場合は、テンパリングしたチョコレートを、クレープの生地を焼くような感覚で薄く伸ばし固めます。
固まったら三角パレットやヘラで端から削り取っていくと割れながら取れます。
不揃いなものになってしまったり、うまく削れない場合は購入した方が早いかと思います。
上の写真にもある富澤商店が大東カカオが有名ですしおすすめです。