福井県越前市の朝倉製菓が製造・販売している「けんけら」は大豆粉を水飴・砂糖・白ゴマと混ぜ固めたお菓子です。
けんけらは福井県大野市周辺で400年前から食べられているとも言われている伝統的なお菓子で、福井ではいくつかのメーカーが「けんけら」を製造しており、この朝倉製菓の他にも亀寿堂や朝日屋などが有名です。
かなり硬い食感と適度な甘さ、ほんのりと大豆の香りがする素朴な味わいですが、初めて食べるときは硬いので勢いよく噛まないように注意が必要なくらい硬いです。
けんけらの名前の由来は諸説ありますが、剣で切らないと割れない程硬いため、漢字で「剣切羅」と書いていたことや、大野藩主の土居房公に献上された名物の中に大豆の粉を固めたお菓子があり、「堅家来」(けんけらい)と名付けた等があります。
朝倉製菓のけんけらの袋には以下のように書かれています。
けんけらは、福井県で最も古いお菓子の一つで、今から約四百年前、越前の領主が狩に出かけたときお茶うけとしてだされたものだそうです。
その頃は、大豆粉を荒びきしたものに地飴を加えよくこね、こぶし大に固めたもので、剣で切り割らなければならない程固く、そこで剣切羅と呼ばれるようになったと伝えられています。
それでは実際にけんけらがどんなお菓子なのか、写真とともに見ていきましょう。
購入したのは2018年11月、福井県福井市にあるスーパー「バロー 新田塚店」で、税抜228円でした。
けんけらの写真








原材料・栄養成分・賞味期限

原材料
名称 | けんけら |
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原材料名 | 大豆粉・水飴・砂糖・白ゴマ |
保存方法 | 直射日光、高温多湿をさけ常温で保管して下さい。 |
栄養成分
エネルギー | 392kcal |
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たんぱく質 | 4.1g |
脂質 | 2.4g |
炭水化物 | 92.1g |
無機質ナトリウム | 1mg |
けんけら100g当り
賞味期限
購入したのが2018年11月10日で、パッケージ下部に記載されている消費期限が同年10月15日…、撮影して気づきましたがすでに賞味期限切れていました(笑)。
他の販売店で確認したところ、目安としては90日が賞味期限の目安になります。