「ざびえる」は「ざびえる本舗」が製造・販売する大分県のお土産・銘菓です。
聖書をイメージしたという黒に赤文字と金のロゴが描かれた高級感あるスウェード調の箱に、厚めのホロッとしたバター風味の香り漂うクッキー生地にたっぷり入った白あんが特徴。
個別包装された袋を見ると「金のざびえる」「銀のざびえる」の2種があり、銀は通常の白餡で金はラム酒漬けされたレーズンが入った白餡となっています。
県外から来た人が買うお土産というだけでなく、大分県民のお茶請けとしてもよく食べられており、地元民に愛されたお菓子といえます。
発売されたのは1961年で、当時は「長久堂」(ちょうきゅうどう)が製造販売を行っていましたが2000年に自己破産し一時期流通が途切れますが、県民から復活の要望が強くあったため元従業員8名により「ざびえる本舗」が立ち上げられ2001年に製造販売が再開されました。
箱と味は60年経った(2021年時点)現在でも発売当時から変わっていないそうです。
ざびえるの名称の由来は、1551年(天文20年)に豊後の国を訪れたフランシスコ・ザビエルからで、府内(大分市)の街に南蛮文化の花を咲かせた功績を讃えて付けられました。
それでは実際にどんなお菓子なのか、写真で見ていきましょう。
購入したのは2018年7月、空港内にあるお土産屋さん「ブルースカイ 大分空港店」で、ざびえる12個入の税込1,080円でした。
ざびえるの写真
原材料・賞味期限
原材料名 | 白餡、糖類(砂糖、麦芽糖)、小麦粉、還元水飴、マーガリン(乳、大豆含む)、鶏卵、ラム酒、漬刻みレーズン、ショートニング、寒天、トレハロース、香料 |
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購入したのが7月29日で賞味期限シールに記載されているのが8月16日なので、開封前の賞味期限は約2週間強ほどを目安にするといいかと思います。
保存方法は、直射日光・高温多湿を避けて常温保存と書かれています。
購入できる場所について
県内のスーパーやお土産店、大分空港や九州の空港などで販売されています。
時々主要都市のデパートなどで見かける事も。
ネット通販でも購入できます。