「社適」は「社会適合者」の略で、時間通りに学校や仕事に行くとか集団行動も行えるなど、社会生活に馴染めている人を意味する用語です。
読み方は「しゃてき」。
ネット上では厳密に社会適合者なのかを言っているわけではなく、ネタ用語としての要素が強く、自虐ネタであったり仲間内のノリなどで使われるパターンが多く見られます。
もともとネット用語で存在していた、社会不適合者の意味である社不(しゃふ)の反対語として作られた用語で、こちらもネタの意味合いを含む用語です。
詳しくは「社不とは?」をご覧下さい。
以下のような社適の使い方や表現があります。
- 社適ですから
- 朝起きれたじゃん社適だわ
- 社適の皆さん僕は今から寝ますおやすみ
- 俺ら社適だね!
- 社適なので寝ます
- そろそろ社適に戻らないと
- 社適への道は長い
2022年3月時点だと高校生や大学生、20代の若者を中心に使われており、TwitterなどのSNSだけでなくリアルに口にしたりする場面も見られるなど、ネットを使っているこの年代にはある程度知られてはいますが、まだまだ一般的な知名度はありません。
同じ社適という言葉で、各地方の自治体が運営する「精神障害者社会適応訓練事業」も「社適」や「社適事業」と略される事もありますが、ネット用語としての社適とは別の用語です。