「ワンチ」は「1回のチャンス」の意味の「ワンチャンス」を略して「ワンチャン」、これを更に略した用語で、1回のチャンス(ワンチャンス)または数少ないチャンスという意味で使われます。
実際に言葉通りの意味合いで使われる事もありますが、ネタ感覚で使われる事が多いネット用語となっており、本当に1回のチャンスを狙うような貴重な事柄ではなく「もしかしたら」とか「多分」というニュアンスで、接続詞のように使う場面が多々見られます。
ネット用語でない「ワンチ」もあり、車関連の話をしている中で出てきたワンチはスポーツカーの「180SX」の事です。
180SXの読み方が「ワンエイティー」のためこれを「わんえいちー」とし「わんち」という略称に。
すでに1999年に販売が終了しているため、近年はあまり聞かれなくなっていましたが、2010年頃まではスポーツカー関係の話でよく使われていました。
ネット用語のワンチは以下のような使い方や表現があります。
- これワンチあるで
- ワンチあるかも?
- もしかしたら今日ワンチ買えそう
- ワンチあり得るかも
- でもワンチ続けるなら成功の可能性ある
- ワンチ楽しそうな部署行けそうだったけど結局だめだった
- 今日の22時からワンチ行けそう
- ワンチ3位以内
2022年現在、使っているのは高校生や大学生、20代の若者中心で、ネット以外のリアルでも時々耳にするなど、その年代層にはよく知られている状態となっています。
ワンチャンはもともとは麻雀用語として使われていた用語でしたが2015年頃から大学生や20代の若者の間で使われだし、その後「ワンチ」という言い方も増えてきました。
詳しくはこちら「ワンチャンとは?」をご覧下さい。