天国(幸福・理想)は
アメリカの給料を貰い
中国人のコックを雇い
イギリスの家に住み
日本人の妻を持つこと。

地獄(不幸)は
中国の給料を貰い
イギリス人のコックを雇い
日本の家に住み
アメリカ人の妻を持つこと。

Heaven is
an American salary,
a Chinese Cook,
a British Home,
and a Japanese Wife.

Hell is
a Chinese salary,
a British Cook,
a Japanese House,
and an American Wife.

…高い給料を貰って、おいしい中華料理に、広い家、おしとやかで従順な日本人の奥さん。天国ですね。
反対に安い給料、あまりおいしくないとされるイギリスの料理、狭い日本の家に住んで、きついイメージがあるアメリカ人の妻を持つ。これが地獄とされています。

このような例え話があるわけですが、元々はアメリカで語られていたジョークというか諺らしく、実際に米グーグルで検索してみると確かに簡単に見つける事が出来ました。
日本のネット上でも訳した文がコピペ文として書き込まれている場面を時々見かけますよね。

誰の発言なのか、何か元ネタになったものがあったのか調べてみたんですが、James H. Kabbler III(ジェームズ・H・カブラー 3世)という人が言ったらしいという以外、はっきりとした事がわかりませんでした。
この方が実在するのか、架空なのかも不明なのでいつ頃からこの格言が語られ出したのかも不明です。

ただ、小学生の時に聞いた記憶があるので、少なくとも20年以上前から存在しているのは間違いないかと思います。

今の時代だとこの通りとは言えない部分がありますが、昔は納得できる内容なのではないでしょうか。
他にも「フランスの愛人を持ち」とか「ドイツの車に乗って」などのアレンジバージョンも存在します。