「源平だんご」(げんぺいだんご)は福島県郡山市にある宿泊施設「旅館 源平」が明治25年(西暦1892年)から販売している和菓子(団子)です。
道路挟んだ斜め向かいにある開成山公園は、「開成山大神宮桜まつり」が行われるなど県内でも有数の桜の名所として知られており、源平だんごは花見の際に食べる「花見だんご」として地元郡山市民の人気で、毎年この季節になるとお店の前には行列が出来ます。

販売期間は桜のシーズン限定で、例年だと3月1日くらいから5月5日位まで、訪問した2016年については2月26日から5月5日までの日程でした。

120年以上の歴史がある団子ですが、現在でも創業当時から変わらず米粉と水だけで作っています。
そのため時間が経つと固くなってしまいますが、出来たては弾力のある食感と団子本来の味を感じられ、甘さ控えめな餡子やみたらしととても相性がよく美味しいです。

固くなってしまった場合は電子レンジで温めると少し戻りますが、やはり完全には元に戻りませんので買ってからすぐに食べるのがおすすめです。

源平だんご各種
源平だんご各種

ラインナップは以下の通り。
以前は「こしあん」のみだったそうですが、増やしたり減らしたりしながら2016年は以下の6種の味がありました。

  • しょうゆ
  • ごま
  • ずんだ
  • つぶあん
  • 桜あん
  • こしあん

透明なパックの300円から、3色まで選べる1100円のパッケージまであります。
2色食べられるなかよしセットがおすすめ。

メニュー表
メニュー表

なお、僕自身、数年の間郡山に住んでた事がありますが、実はその時は食べた事はなかったのですが、店頭にあった「源平だんご」の立て看板とのぼり、そして花見の時期だけ人が並んでいる光景が印象に残っています。

「郡山市民なら誰でも知っている」とまではいきませんが、かなり知名度は高いです。
開成山へお花見に行けば目にする場所ですし、お店と開成山公園の間の道路は国道49号線になっており、ここは郡山市民ならかなり多用する道なので「源平だんご」の名前は知らなくても「花見の時期に行列作ってる開成山の団子屋」というと通じる事が多いと思います。

これから郡山に来られる方や今旅行などで訪れている方向けに、源平だんごと同じく是非おすすめしたいのがクリームボックス。
分厚い練乳クリームがたっぷり乗ったパンで、郡山発祥のご当地グルメ&ソウルフードです。

基本的に市内多くのパン屋さんにありますが、まずはロミオがおすすめ。
郡山駅の中にある「郡山おみやげ館」の三万石でも販売されています。

詳しくはこちら「クリームボックスとは?」をご覧下さい。

以下では源平だんごの味やお店の場所などを詳しく見て行きましょう。

源平だんごの味について

しょうゆ

しょうゆ

しょうゆ

こしあん

こしあん
こしあん

つぶあん、さくらあん

つぶあん、さくらあん
つぶあん、さくらあん

ずんだ、ごま

源平だんごのパッケージ
源平だんごのパッケージ
ずんだ、ごま
ずんだ、ごま

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アクセス

旅館 源平
旅館 源平
店舗 旅館 源平(りょかん げんぺい)
源平だんご販売期間 3月1日~5月5日位(毎年変動)
店舗所在地 〒963-8851
福島県郡山市開成3-4-3
Googleマップ
営業時間 9:00~18:00頃(団子販売窓口、変動あり)
定休日 源平だんご販売期間中は無し
電話番号 024-922-2496
駐車場 店舗向かいに大型駐車場あり(繁忙期は満杯になることも)
ウェブサイト 旅館 源平(福島県旅館ホテル生活衛生同業組合のページ)

過去に通年販売の話もあったり味も変わったりしているので、最新の情報については店舗にお問い合わせ下さい。

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