VSCode・Cursorでタブが表示されない場合の対応方法

コードエディタ「Visual Studio Code」(VSCode)と「Cursor」で、これまでタブごとに複数のファイルを開いて編集出来ていたのに、なぜかタブが消え複数のファイルを開けなくなってしまい、1つのファイルしか触れる事が出来なくなってしまった場合の対応方法です。

上の画像にはタブがなく、複数のファイルを開く場合は上メニューの矢印ボタンを押すことで、1ファイルずつ切り替えることは可能ではありますがとても不便です。

消えてしまった原因としては、タブが表示されているスペースを右クリックしてタブバーから「複数のタブ」「1つのタブ」「非表示」のうち非表示を選んだり、設定メニューを誤操作してしまうなどで起こりうる現象です。

これまで複数表示できていた時と比べて作業効率がかなり落ちてしまうかと思います。

以下の手順で元通り複数のタブが表示できる状態に戻すことができます。
VSCode・Cursor共に同じ手順・方法です。

コマンドパレットからからタブを複数表示させる

Ctrl＋Shift＋P（Macの場合はcommand＋Shift＋P）でコマンドパレットを表示させます。

コマンドパレットは上の検索窓の事です。
コマンドパレットにView: Show Multiple Editor Tabと入力しEnterを押します。

これで元の複数タブが表示される状態になります。

1つのタブだけを表示させる場合は「View: Show Single Editor Tab」、タブを非表示にする場合は「View: Hide Editor Tabs」と入力することで実現できます。

上メニューファイルユーザ設定設定に進み、表示されている項目ワークベンチエディターの管理からShow Tabsを探します。

Show Tabsにあるドロップダウンメニューからmultipleを選ぶとタブが複数開けるようになります。

タブを1つだけ表示する「single」に、非表示にする「none」もドロップダウンから選択できます。