お米は通販で買った方が良いのか、それとも持ち帰る事ができるのか、2kg・5kg・10kgそれぞれの重さの「ビニール製の米袋」(紙製でなく)を実際に購入し、1kmの道のりを歩いて運んでみましたのでそのレポートです。
スーパーなどでお米を買う際に『どれくらいの重さまでなら徒歩で持ち帰る事ができるのだろう?』と疑問だったため実験しました。
今回の条件は購入店から家まで1kmの距離で、自転車や車など使わない徒歩、運ぶための道具なども使わず手で運ぶのを条件に行いました。
結論、男性は10kgまでで出来たら5kgまで(米袋を破ってしまうリスクがあるため)、女性は200mくらいの距離であればキツいですが5kgまで、それ以上の距離を歩くなら2kgまでにするのがいいでしょう。
個人の差であったり普段重いものを持っているか、そのときの体調であったり、歩く道が坂道なのか下り坂なのかによっても変わりますので、参考としてご覧ください。
持ち帰る事ができるのかどうか、重量ごとに表にまとめました。
米の重量 | 1kmの距離を持ち帰る | 説明 |
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2kg |
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男性の場合は片手で、米がズレてくるので時々持ち替えながら簡単に持ち帰る事ができます。 女性の場合は両手で抱える持ち方にすれば運べますが、最初は軽いと感じても少しずつ腕がキツくなってきます。距離が短ければ大丈夫です。 リュックサックにも入る大きさなので、背負うのもいいかと思います。 |
5kg |
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男性の場合は片手で抱える持ち方で、時々左右の腕を変えながらそれほど苦なく持ち帰る事ができました。 500mくらいであれば全く問題ない重さで、それを超えると腕に疲労感が出てくる事もあるので、両手で抱える持ち方にするといいかと思います。 女性の場合は200m位の距離であればキツいですがいけそうですが、それ以上だと限られた方でないと難しそうです。 |
10kg |
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男性の場合はお腹あたりで両手で抱きかかえる形で持ちます。歩く速度は遅くなりますが持ち帰る事は可能。 人によっては500mを超えた頃からキツいと感じるかもしれません。 また、袋を破いてしまうおそれもあるため、できたら5kgまでにしておくのがおすすめです。 女性の場合は100m位であれば持ち運ぶことが出来るかもしれませんが、それ以上は厳しくなってきそうです。 |
下の項目では写真を使って持ち方やさらに詳しい感想をまとめましたのでご覧ください。
お米2kg、5kg、10kgの大きさを比較
まずはそれぞれのキログラムごとのサイズ感や袋の大きさ比較です。
左の牛乳の紙パックを参考におおまかな大きさを判断いただければと思います。
下の項目では実際に手で持った時の状態と、スーパーで購入してから1キロメートル先の家まで持って返った感想も掲載していますのでご覧ください。
2kgの米
2kgの大きさはこの位で、写真の持ち方で1km歩きましたが問題なく運べました。
腕が疲れてくる場合もあるかと思いますので、念のため左右の手が空いている状態で(米だけ持てる状態)米を購入するのがおすすめです。
女性だと最初は行けそうな感じですが、歩いているうちに疲れてきて翌日は筋肉痛になりそうです。
片手でなく下の10kgの写真のように両手で抱えるように持つと1kmもいけるかと思います。
小さいもので無い限り通常サイズのリュックサックにも入る重さと大きさでもあるので、手で持たずに背負うのもいいかと思います。
ショッピングバッグやトートバッグも丈夫なものであれば使えるかもしれませんが、おすすめはできません。
スーパーなど購入店から1kmでしたら男性なら全く問題なく持ち帰る事ができ、女性の場合は数百メートルでかなりきつい状態にはなると思いますが、持ち帰りも可能ではあります。
5kgの米
5kgの大きさはこの位で、片手で抱えるような形で1kmを運ぶことが出来ました。
2kgの時のような持ち方だと、頻繁に持ち替える必要があるくらいすぐに腕が疲れてきますので、このような持ち方になります。
ただこれでも何回か持ち替えることになるため、出来たら下の写真の10kgの時のような両手で抱える持ち方がいいかもしれません。
女性だと不可能ではありませんが、かなり難易度が高くなってきます。
購入して持ってみると最初は簡単に持ち帰る事が出来そうに感じますが、少しずつキツくなってきます。
重さはそれほどでもないですが、袋なので取っ手や持つ箇所がなく、だんだんと持っている手からズレて落ちそうになるため、持ちづらさからくる腕や手首の疲労が出てきます。
男性であればそれほど辛い思いをすること無く持って帰る事ができるレベルです。
女性だとよっぽど力に自身が無い限り、持ち帰るのは難しいと思いますので2kgにしておくか通販がおすすめ。
10kgの米
10kgの大きさはこの位で、両手で抱える形で持ち運びます。
最初に持った感じだと片手でいけそうな気になりましたが、すぐにズレてきて落ちそうになる上、疲労もすぐくるので両手で持ったほうがいいでしょう。
1kmを持って帰りましたが、この両手で抱えるような持ち方であれば特に問題ありませんでしたが、歩くスピードも遅くなりますし、人によってはキツいかもしれません。
袋も頻繁にズレてくるため、指に力が入ると袋を破いてしまう可能性もあるため、10kg以上については持ち帰ることはおすすめできません。
男性であればやや重いと感じるかもしれませんが、両手で抱えるように持てば1kmは多くの人は持ち帰り可能ではありますが、袋を破くリスクもあるため通販がいいかと思います。
女性であればかなり限られた方でないと1kmを運ぶのは難しいでしょう。
10kgを超える米について
15kg・20kg・25kgなど10kgよりも重い米袋も販売していますが、持ち帰りはやめた方が良いです。
中に入っている米がズレてきて持ちづらく、鉄アレイのような持ちやすい形状の10kgとはあまり比較できません。
持ち直している時に袋を破いてしまうと道路に米をぶちまける事にもなりますので、10kg含むそれより上の重量は通販が個人的にはおすすめです。
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