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「○○で打線組んだ」で使われる野球のポディションについて、どこがどうなのかを解説

打線組んだの解説(打順と守備)

X(旧Twitter)などのSNSやネット掲示板などで時々見かける「○○で打線組んだ」「○○で打線組んでみた」のような表現で、野球のポディション(打順・守備)を使いながらその事柄の役割を説明したり表現する書き方があります。

ちょっとわかりづらいので実際にネット上に投稿されているパターンを見ていきます。
好きなカップ麺打線として以下の書き込みです。

  • 1(二)カップヌードル
  • 2(遊)カップヌードル(カレー)
  • 3(左)焼豚ラーメン
  • 4(一)ごつ盛りソース焼きそば
  • 5(右)デカうまわかめそば
  • 6(三)U.F.O
  • 7(指)どん兵衛きつねうどん
  • 8(捕)黒い豚カレーうどん
  • 9(中)ペヤング

野球に詳しい方だと非常にわかりやすい表現方法なのですが、野球に興味ない方や野球ファンでない女性だと全く意味がわからない事になるかと思います。
打順だけで説明されている場合ならまだしも、打順と守備も併記している場合は1つ1つのポディションを深く理解する必要があります。

以下では各ポディションにどのような役割があり、打線や守備で必要に能力・技術が求められているのかをまとめましたのでご覧ください。
もちろんチームにより戦略がことなるため、個々のチームには当てはまらない場合もありますが、昔からの伝統的な概念で記載しています。

バッター(打順と役割)

略称 名称 特徴
1 1番打者 先頭打者(一番最初のバッター)なのでまずは塁に出て得点のきっかけを作るのが役割、俊足で打率が高い選手。
2 2番打者 バントや進塁打(すでに塁に出ている走者を次の塁に進められるようなバッティング)など、次につなげられるような好機を作る事ができる、判断力や小技を器用にこなせる選手。
3 3番打者 塁に出ている選手をホームベースへ進め得点させられ且つ本人も出塁出来るような、打力や出塁率も高い中核をなす選手。
4 4番打者 最も長打(二塁以上に進めるような長距離に飛ばせるバッティング)やチャンスをものにできるホームランバッター、チャンスに強く得点を引き寄せる選手。
5 5番打者 4番に続きさらなる追加点を狙える長打力がある選手。
6 6番打者 主力バッターらが5番までの事が多く、その後にも続くチャンス継続させたり、下位打線を支えたり、好調な選手がここに入る事も。
7 7番打者 下位打線へのつなぎ役や調子を試したい選手、守備が上手い選手が多い。
8 8番打者 打率や長打はあまり期待されない守備優先の選手や捕手(キャッチャー)が入る事が多い、最後の9番へ繋いでさらに1番へ繋げたい打順。
9 9番打者 打率は期待しない選手の場合もあれば、上位打線への入口である1番バッターへつなげられるような役割を担う選手の場合も。投手(ピッチャー)が入る場合が多い。
ただし9番DHと書かれている場合は長打力も1番に繋げられる打率もある選手が選ばれる事が多いです。※

※日本のプロ野球では「セントラル・リーグ」(セ・リーグ、セリーグ)と「パシフィック・リーグ」(パ・リーグ、パリーグ)の2つのリーグがあり(2026年現在)、パリーグでは「DH」(指名打者)という、守備にはつかずにバッターだけ担当するルールがあるため、打撃の苦手なピッチャーは打たなくていい事が認められており、代わりに打撃の強い選手が入る事になります。

守備(ポディションと役割)

野球の守備位置と名前

略称 名称 特徴
中堅手(センター) 外野の真ん中の守備で、範囲が広く、打球がどこに飛ぶかの判断や走力を必要とします。左右の守備のカバーや調整役も担います。
右翼手(ライト) 外野の右側の守備で、外野まで打球が飛ぶようなヒットを打たれても2塁に走らせないような強肩(投球のスピードがある、肩が強い)の選手が起用されるポディション。1塁だけでなく2塁3塁にも遠投できる力があると、走者に進塁を諦めさせる抑止力にもなります。
三塁手(サード) 内野の三塁ベース付近の守備で、強烈な球が飛んでくるため反応速度早い身軽な選手が多く、どこに投げるかの判断力も必要です。
一塁手(ファースト) 内野の一塁ベース付近の守備で、他の守備から投げられてくる球が最も多く、落とさずに確実にキャッチする技術が必要。打撃の強い選手が起用される場合が多いです。
左翼手(レフト) 外野の左側の守備で、機動力や遠投などの守備はあまり期待されてない場合が多く、打撃重視で長打を狙える選手が起用される場合が多いです。
二塁手(セカンド) 内野の二塁ベース付近やや右側の守備で、ダブルプレーを狙える俊敏性や連携力が必要になります。
捕手(キャッチャー) ホームベース付近の守備で、ピッチャーへの配球の提案や球を取ったりします。司令塔となるような試合全体を把握する力が必要です。
遊撃手(ショート) 内野の二塁ベース付近、中央かやや左側の守備で、内野の中でも守備範囲が広く内野守備の要。外野から投げられてくる球を取り適切な塁へ投げる中継の役割も。
投手(ピッチャー) 打者に球を投げるポディション。試合の流れを左右するため、制球力や球種の使い分け、精神的な強さが必要。
DH 指名打者 守備は行わず打撃のみのポディション。長打力で得点を狙ったり、1番の打線に繋げる打率が必要。セリーグではこのポディションはなく、パリーグのルールで採用されています。

ページ上部の写真は「ファイターズ 鎌ケ谷スタジアム」での日ハム所属時代の大谷翔平選手です(2017年3月撮影)。

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