Bose(ボーズ)のポータブルスピーカー「Bose SoundLink Micro Bluetooth speaker」を購入したのでレビューです。

このスピーカーは手のひらサイズで防水仕様、シリコン素材で覆われているためアウトドアの使用にもぴったりで、背面にはリュックサックやベルトなどに掛けて使えるストラップが装備されています。

音質はシリコンで覆われていることもあり、高級スピーカーと比べるとさすがにクリア度に差はありますが、このサイズに期待していたものをいい意味で完全に超えていました。
特にBOSEでよく言われることではありますが、しっかりとした低音を感じられ心地よさのある仕上がりに。

音量についても十分過ぎるくらいあり、部屋ではもちろん最大音量に出来なかったので、撮影時に登っていた志布志城で最大音量を試してみましたが、ほぼテレビのスピーカーの大きさくらいはあるのではないかと思います(振動もすごく感じました)。

メーカー発表だとバッテリーは6時間とのことですが、買ったばかりということもあるかもしれませんがもう少しいい印象があります。
完全に連続再生ではありませんが、1日中お城を登ったり車で移動中も流しっぱなしにしてもバッテリ残量ランプが2つ残っていましたので(7時間くらいは再生していたと思います)。

個人的にいいと思った点は、背面にシリコンストラップ。
モバイルスピーカーによくある紐タイプのストラップだと、歩いているときにゆっさゆっさと揺れて安定しませんが、こちらはしっかりと固定できるタイプのため、登山やウォーキング時の使用を想定している方には特におすすめです。

スペックはこちら。

外形寸法 98mm x 98mm x 35mm
重量 290g
カラー ミッドナイトブルー、ブラック、ブライトオレンジ
入出力 Micro-B USB端子
バッテリー 最大6時間連続再生
防水 IPX7
ワイヤレス通信距離 最大9m
機能 スピーカーフォン(ハンズフリー通話)
Bose Connectアプリ利用時 ステレオモード、パーティモード

公式サイトと販売サイトです。

それではまずパッケージの開封から利用シーンまで見ていきましょう。

パッケージ
パッケージ
開封
開封

中身はシンプルに説明書とUSBケーブルと本体です。
290gという事でスピーカーのずしりとした感じはなく、持ち運ぶのに全く苦にならない重さです。

手に持った時のサイズ感
手に持った時のサイズ感

ちょうど男性の手のひらくらいの大きさで、どこにでも持って行きたくなります。
平たいので身につけて音楽を聴きながらの移動にもぴったり。

各種ボタン
各種ボタン

側面には「電源」「Bluetooth」のボタンと電源・音量ランプ。
正面には「音量の+と-」「マルチファンクション」ボタンとマイクがあります。
軽量化のためAUX端子はなく接続はBluetoothのみとなります。

マイクもあるのでスピーカーフォンとしても使えます。

背面
背面
背面のストラップ
背面のストラップ

実機を見ずに買ったため背面のストラップがどう留まっているのか気になっていました。
見てみるとただ普通に爪がついていていて、本体に取り付けるわけですが、絶妙な角度やラバーの硬さで、しっかりと固定してくれます。
実はこれかなり重要で、カラビナであったり紐状のストラップだと、歩いているときに暴れてしまい歩きづらかったり邪魔になってしまいますので、登山中など歩いているときに使う方はこのタイプがおすすめです。

SoundLink Mini IIとの比較
SoundLink Mini IIとの比較

左が今回のレビューであるSoundLinkの「Micro」で右が「Mini」です。
同じくポータブルスピーカーですが、「置いて使うスピーカー」と「移動しながら使うスピーカー」の違いがあります。
Miniの方は現在PC用スピーカーとして利用しています。

バッグに取り付け
バッグに取り付け

ワンショルダーのバッグに取り付けてみました(志布志城で撮影)。
しっかりと固定でき、歩いている間もブラブラ垂れ下がったり身体にぶつかったりすることもなくしっかりフィットしています。

バスルーム
バスルーム

今回は以下の目的で利用するため、いくつかの候補から絞り込んでコレにしてみましたが、すべて満たしてくれる結果となり購入して本当によかったと思えるスピーカーでした。

  • お風呂に入りながら音楽を聴きたい
  • 山城巡りや渓流釣りの際の熊よけ
  • キッチンにいる時でもYouTube、ニコ生などを聴きたい
  • 地方でのホテル泊まりが多いのでそこで利用したい
  • キャンプや海で各人所有のスマホから音楽を流したい

過去に安いものを購入したところ音質が悪く、歩いているときに外れてしまうなど、使い勝手も良くなかったためそのまま利用しなくなってしまいましたが、今回はその心配は全くなさそうです。

価格については僕が購入した2019年1月現在、どこのお店も1万2000円くらいでしたが、買う直前くらいにアマゾンがちょうど値下げを行い1万円を切るようになり、ほかのショップも追従する形になっていますので、9千円台後半くらいが目安になるかと思います。