2ちゃんねるをはじめツイッターやFacebookなどのSNSなどの書込みの他、ネット以外の会話でも時々耳にする「フラゲ」の意味についてです。

この用語、2つの意味があります。

  1. フライングゲット
  2. フラッシュゲーム

稀に「ふらげ」とひらがな表記を見かけますが、上記2つとも基本的には「フラゲ」とカタカナが使われるようです。

それぞれの説明です。
なお、よく使われるのは「フライングゲット」の方で、あまりフラッシュゲームという意味で使われている事は知られていないようです。

「フライングゲット」について
週刊の漫画雑誌やゲームソフト、音楽CDなどで決まっている発売日よりも1日又はそれより前に購入する事です。「早売り」とも。

スポーツ競技などでスタートの合図より前に動いてしまう「フライングスタート(flying start)」からの「フライング」と、手に入れるという意味の「ゲット(get)」を組合わせて作られた和製英語です。

通常、上記したような商品は2~3日程前(週刊誌などは直前)に店に入荷され、メーカーから指定された発売日に店頭に並べ販売されますが、一部のお店ではそれを守らずに販売してしまう事を「フライング販売」といい、それを買ったときに「フライングゲット」とされます。

フライング販売に寛容だったり条件付きで公認しているメーカーもあれば、大手メーカーなど発売日を厳しく指定しているメーカーだとフライング販売がバレてしまった場合は店舗側にペナルティを与える場合もあります。

フライングゲットの顔文字について

「┐( ∵ )┌ フライングゲット」という顔文字がありますが、ここで説明しているフラゲとは別の意味があります。
これの元ネタになっているのは2011年8月24日に発売されたAKB48の「フライングゲット」という曲です。

顔の部分「( ∵ )」は前田敦子さんを示しており、両端の「┐┌」は振り付け(ダンス)の時の腕を示してします。

「フラッシュゲーム」について
フラッシュゲームは、Adobe(アドビ)社が開発しているFlashという規格を利用して作られたゲームの事で、ゲームのファイルをダウンロードする事なく、アクセスしているサイトからブラウザ上で楽しむ事ができるゲームの事です(事前にFlashのインストールが必要)。

フラッシュゲー」または「フラゲー」と表記される事もあります。