マクドナルド(略:マック、マクド)で販売されている「フラッペ」はチョコレートシロップやコーヒーやミルクなどを、氷と一緒にミキサー(アイスクラッシャー)で砕いで細かくし、チョコやフルーツや生クリームなどをトッピングして作るフローズンドリンクです。

似ているドリンクとして挙げられるのは、スターバックスコーヒーの「フラペチーノ」で、氷のガリッとした食感と甘くて美味しいフレーバー、お洒落で可愛らしい見た目が特徴です。

マクドナルドの全店舗で取り扱いがあるわけではなく、「McCafe by Barista」(マックカフェ バイ バリスタ)に対応した店舗限定で販売されています(詳しくは下の項目に掲載)。
対象店舗は各都道府県に数店しかなく、かなり限られたお店でしか飲むことが出来ない上、マックカフェ バイ バリスタの知名度もまだまだ低いため、2019年時点だとマクドナルドにフラッペがあること自体知らない人が殆どという印象です。

フラペチーノや他のカフェチェーンのフローズンドリンクについてはこちらでご紹介していますので、あわせてご覧下さい。

年間通して販売している定番の2種「チョコレートフラッペ」「エスプレッソ」と、季節に合わせた期間限定で販売されるフラッペがラインナップされています。
価格はMサイズが480円前後、Lサイズが520円位が目安になります。

マクドナルド公式では今の時期に発売されているフラッペの紹介と販売店舗が掲載されていますので、最新情報については以下のリンクからご確認下さい。

それでは実際に発売されていたフラッペを見てみましょう。
写真は2019年5月8日から6月中旬まで販売された「ストロベリーヨーグルトフラッペ」と「パッションフルーツヨーグルトフラッペ」で、ともにMサイズです。

爽やかなヨーグルトの酸味に甘いフルーツの風味、氷のシャリシャリ感と歯ごたえが心地よく、ホイップクリームの上にはフルーツグラノラがトッピングされていました。
これはフラッペのほんの一例なので、チョコレートソースが乗っていたり、ドリンク内に具材が入っていたり、様々なバリエーションがあります。

マクドナルドのフラッペの外観
マクドナルドのフラッペの外観

フラッペの名前の由来は、氷を細かく砕いてシロップやリキュールなどのお酒をなど注いだものを指すフランス語の「frappé」からで、マクドナルドのオリジナルの名称というわけではなく、フローズンドリンクやかき氷などの商品でよく使われている一般名称です。
詳しくはこちら「フラッペの解説」をご覧下さい。

他にもマクドナルドに関する情報をまとめていますのでよかったら合わせてご覧ください。

以下ではどんなフラッペが発売されたのか、どこで買えるのか、さらに詳しくみていきましょう。

ラインナップ

マクドナルドのフラッペは、通年販売している定番のメニュー「チョコフラッペ」と「エスプレッソフラッペ」と、シーズンごとに期間限定で発売されるフラッペがあり、サイズは「M」か「L」の2種の場合が多いです。

だいたいですが2~3ヶ月ペースで新しいフラッペが発売され、2商品同時に発売されたり、前回のフラッペと期間が被って販売されるパターンもあります。

こういったフローズンドリンクは、スタバを除くその他のカフェチェーンでは発売間隔が長くなったり長期間新しいメニューが発売されない事が多くなりつつありますが、マクドナルドはペースがあまり変わらずに発売しているため、定期的に新しい味を楽しむ事が出来ます。

定番メニュー

エスプレッソフラッペとチョコフラッペ
エスプレッソフラッペとチョコフラッペ

こちらは年間を通して飲むことが出来る定番の2種です(2019年時点)。
写真は共にMサイズで、白山通り店(熊本県)で購入しました。

季節限定メニュー

「ヨーグルトバナナフラッペ」と「チョコバナナフラッペ」
「ヨーグルトバナナフラッペ」と「チョコバナナフラッペ」(Mサイズ490円、Lサイズ530円)

バナナ1/2本を使った「ヨーグルトバナナフラッペ」(Mサイズ490円、Lサイズ530円)と、「チョコバナナフラッペ」(Mサイズ490円、Lサイズ530円)。
2019年4月3日から5月上旬まで販売です。
写真はともにMサイズで、春日店(福岡県)で購入しました。

「ストロベリーヨーグルトフラッペ」と「パッションフルーツヨーグルトフラッペ」
「ストロベリーヨーグルトフラッペ」と「パッションフルーツヨーグルトフラッペ」

2019年5月8日から6月中旬まで販売された2種。
甘酸っぱく爽やかなヨーグルトに甘いフルーツソースをあわせた「ストロベリーヨーグルトフラッペ」(Mサイズ490円、Lサイズ530円)と、「パッションフルーツヨーグルトフラッペ」(Mサイズ490円、Lサイズ530円)です。
写真はともにMサイズで、181米子南店(鳥取県)で購入しました。

いちごオレオチョコフラッペ
いちごオレオチョコフラッペ

2019年6月26日から9月中旬まで販売された「いちごオレオチョコフラッペ」(Mサイズ410円、Lサイズ450円)です。底にストロベリーソースと果肉が入っています。
いちごの入っていない「オレオチョコフラッペ」(Mサイズ390円、Lサイズ430円)も同時発売されています。
写真はMサイズで、魚津店(富山県)で購入しました。

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カロリーなど栄養成分について

気になるカロリーなどの栄養成分はどれ位あるのか、いくつかのフラッペを実例に記載しました。
種類によって異なりますので、ここに無いものは下記のリンクから公式サイトのデータをご覧下さい。

商品名 エネルギー(カロリー) たんぱく質 脂質 炭水化物
チョコフラッペ(M) 447kcal 6.3g 14.6g 72.6g
チョコフラッペ(L) 574kcal 7.8g 16.1g 99.7g
エスプレッソフラッペ(M) 283kcal 2.5g 16g 32.5g
エスプレッソフラッペ(L) 359kcal 3.2g 18.6g 45g
オレオ(R)チョコフラッペ(M) 479kcal 7g 15.8g 77.6g
オレオ(R)チョコフラッペ(L) 606kcal 8.5g 17.2g 104.6g
いちごオレオ(R)チョコフラッペ(M) 504kcal 7.1g 15.8g 83.8g
いちごオレオ(R)チョコフラッペ(L) 631kcal 8.6g 17.2g 110.8g

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飲み方について

飲み方について
飲み方について

透明なフタを取ってから飲むのか、そのまま穴からストローを通して飲むのか迷ってしまいそうですが、特に決まりはありませんのでどちらでも問題はありませんが、フタを付けたまま飲んでいる人が多いです。
溢れる心配も少ないですし、クリームが服に付いたりする事も防げますので、個人的にはフタはそのままつけておくのがおすすめです。

また、一部のフラッペにはスプーンがついていたり、先がスプーンの形になっているストローが付属するので、ストローで吸えない大きい具材はフタを開けてすくって食べる事も出来ます。

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販売店舗

McCafe by Baristaの店舗(マクドナルド 181米子南店)
McCafe by Baristaの店舗(マクドナルド 181米子南店)

フラッペを注文出来るのは「McCafe by Barista」(マックカフェ バイ バリスタ、略:マックカフェ)の店舗のみです。
「本格カフェコーヒー」を提供する事をコンセプトにしていて、フラッペやスムージーの他さまざまな種類のコーヒーやエスプレッソ、紅茶、ケーキやマカロンなど通常のマクドナルドとは違うメニューを提供しています。

ハンバーガーなどを注文するカウンターと、McCafe by Baristaのカウンターが別れていて、どちらかに並んで注文します。もちろん従来のメニューも食べることが出来ます。

上の写真は実際のMcCafe by Baristaに対応した店舗の一例ですがハンバーガーなどを注文するカウンターとMcCafe by Baristaのカウンターの2つがあるため、大型店舗であることが多いです。

マックカフェの場所や店舗情報などの最新情報は下記のマクドナルド公式サイトに掲載されています。

そしてこのMcCafe by Barista、実は各都道府県に数店舗ずつしかありません。
2019年時点で全国に2800を超える店舗があるマクドナルドですが、McCafe by Baristaはなんと東京で7店舗、神奈川5店舗、大阪8店舗(2019年7月現在)と、大都市圏であってもこの数であり、1店舗もない県もあります。
そのためマクドナルドのフラッペやMcCafe by Baristaの存在を知らない人が多く、実際周りに聞いても知ってる人は皆無でした。

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注文方法

2つの注文カウンター
2つの注文カウンター

上の項目でも簡単に触れましたが、ハンバーガーなど通常の注文を受け付けるカウンターと、フラッペやケーキなどの注文を受け付けるカウンターが別な場所に分かれています。
見分け方としては、カウンター上のメニューパネルに表示されている内容で判断出来ます。
あとはハンバーガーを注文するお客さんが圧倒的に多いため、並んでいる人が少ないのがカフェだという見分け方も可能です。
上の写真は右手前のカウンターがマックカフェで、奥が通常のカウンターでした。

下の写真はメニュー表ですが、通常メニューとは違い、スムージーやケーキなどが並んでいます。
最新の情報についてはマクドナルド公式サイトに掲載していますので以下のリンクをご確認下さい。

マックカフェのメニュー表
マックカフェのメニュー表

どちらのカウンターか判断出来たら、あとはメニュー表を見て注文するだけです。
フラッペの種類とサイズ(基本的には「M」「L」から選べます)、そして店内で飲むのかテイクアウトなのかを告げればれば注文完了です。

注文後、商品を受取る方法はそれぞれの店舗で異なっており、例えば店舗がとても広い「あべのHoop店」ではカウンターの隣で待つことになりましたが、「181米子南店」「春日店」では番号の書かれたプラスチックのプレートを渡され番号で呼ばれる方式でした。

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その他のフローズンドリンク

フラッペはマックカフェがある店舗で飲める事がわかりましたが、他のコーヒーチェーンでも氷の食感を楽しめるフローズンドリンクがあります。
人気カフェで提供されている、チョコリスタのようなドリンクをまとめたので合わせてご覧ください。

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