2018年夏の土用の丑の日は、一の丑が7月20日(金)、二の丑が8月1日(水)です。

栄養価の高いウナギを食べて暑い時期を乗り切るという習慣なわけですが、実は「土用」も「丑の日」も昔使われていた暦の1つであり、もともとは鰻を食べるという意味はなく、江戸時代の学者「平賀源内」が発案したことから習慣化したといわれています。

今年は近年のうなぎ高騰がさらに続き、国産うなぎに至っては高値過ぎて売れずに余ってしまっているとの報道もありましたが、毎年この時期にありがたい存在なのが、専門店に比べ比較的に安価で手軽に且つ安定的に鰻が食べられる牛丼やお弁当のチェーン店。

ここでは全国的に知られていて、土用の丑の日に鰻を食べられるチェーン店のランキング形式でまとめました。

他の年の土用丑の日についてはこちらをご覧ください。

今回対象にしたのは各店舗で一番安いうな丼・うな重で、特盛やセットではなく単品を注文しました。
なお、味の感想は個人の好みによって大きく異なりますので、あくまで参考という事をご理解ください。
またどのお店もレベルが高く最下位であっても決してまずいわけでもなく、しかも毎年味は良くなっています。

総合ランキング
  1. 吉野家
  2. すき家
  3. なか卯
  4. くら寿司
  5. ほっともっと
店舗/項目 タレ 柔らかさ 価格
吉野家
すき家
なか卯
くら寿司
ほっともっと

それでは1店舗ごとに見ていきましょう。
2018年は本当にレベルが高く、どの店も大差ない美味しさになっています。

1位 吉野家

吉野家 鰻重
吉野家 鰻重(790円)

骨が多めで皮がやや厚く身はそれほどの柔らかさでなかった去年と比べ、大きく印象が変わったのが吉野家。

毎年安定した美味しさのすき家と変わらない柔らかさ、タレは定番ながら安心する風味。
写真だと小さく見えますが身は厚みがあって香ばしく焼かれています。

他にも「鰻重 二枚盛」(1190円)、「鰻重 三枚盛」(1690円)、「鰻重みそ汁 牛小鉢セット 一枚盛」(1000円)、「鰻重セット 一枚盛」(860円)等があります。

購入したのは「吉野家 西五反田一丁目店」です。
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2位 すき家

すき家 うな重
すき家 うな重(790円)

毎年安定した美味しさなのがすき家。
吉野家に比べやや甘みのあるタレで、身は今年も柔らかいです。
タレの違いで吉野家が上と判断しましたが、好みによりますし差はそれほどないと思います。

他にも、ご飯「大盛り」(830円)、うなぎ2枚にご飯大盛りの「特盛」(1190円)、「うな丼 しじみ汁 おしんこセット」(1020円)、牛肉の乗った「うな牛 並盛」(890円)、とろろの乗った「うなとろ丼 並盛」(890円)、温泉玉子の乗った「うなたま丼 並盛」(860円)等があります。

購入したのは「すき家 東五反田店」です。
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3位 なか卯

なか卯 うな重
なか卯 うな重(850円)

去年は同じグループ店であるすき家と同じものを使っていたらしく、違いがあまり見られませんでしたが、今年はちょっと違いました。
ただ柔らかいだけでなく、ほんの少しの弾力を残したふっくらした身でした。

他にも鰻が2枚になった「特うな重」(1250円)があります。

購入したのは「なか卯 五反田店」です。
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4位 くら寿司

くら寿司 うな丼
くら寿司 うな丼(680円)

去年と同じく柔らかく安定した美味しさ。
他と比べてこの順位になりましたが、大差ない味の上に値段も安いです。

他にも「特上うな丼」(980円)、「糖質オフ うな丼」(680円)があります。

購入したのは「無添くら寿司 三島南店」です。
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5位 ほっともっと

ほっともっと うな重
ほっともっと うな重(790円)

去年より間違いなく美味しくなったのがほっともっと。
比べ物にならないほど身は柔らかくなりました。

ただ、引き続きタレはアルコールを感じる風味で鰻の味を邪魔してしまうのと、身はやや穴子に近いような香りがします。骨も多め。
来年にも期待です。

他にも「Wうな重」(1390円)があります。

購入したのは「ほっともっと 西五反田店」です。
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