ニコニコ生放送やツイキャスなどのユーザー配信サイトで使われる「kp」は、「乾杯」の略として使われる用語で、「かんぱい」(kanpai)の「か」で「K」、「ぱ」で「P」の文字から由来しています。
読み方はアルファベットそのまま「ケーピー」で、表記は全角や半角で「kp」「kp」や大文字で「KP」「KP」、時々ひらがなで「けーぴー」なども見かけます。

配信者が放送中にビールや焼酎を飲み始めるタイミングで、リスナーに向けて「kp」と言って、それに対しリスナーもコメントで「kp」と返す流れが定番です。

この用語の元ネタ(始まり)はスティッカムという生放送サイトで配信を行っていた「相沢」というユーザーで、そこからスティッカムやニコ生で放送を行っていた大手生主の「ウナちゃんマン」も使い始め広まったようです。

2019年現在、ニコ生はじめツイキャスやYouTube liveなどのユーザー型配信サイトでは頻繁に使われるようになり、この世界では知名度が高くなってきましたが、ネットでなくリアルの世界ではまだまだ知名度の低い用語と言えます。
ただ、テレビ番組などでも若者言葉としてkpが取り上げられる機会が増えつつあり、テレビ放映後はトレンドワードにもなるなど話題になっていますので、これから一般的にも認知される用語になる可能性があります。

ニコ生やツイキャスの他、ネット用語などの解説も作りましたので、よかったらあわせてご覧下さい。

上の動画はニコニコ生放送で配信を行っている「ウナちゃんマン」という方でビールを飲む際にリスナーに向けて「kp」と言い、コメントでも「kp」が打たれる流れになっています。

缶ビールを開ける際に「あ、あ、あ、あんた達いくわよ、いいわね」と美川憲一さん風の掛け声でエコーをかけて栓を開けるのはこの放送の定番となっています。

この他にもニコニコ生放送でよく使われる用語をまとめてありますのでこちらをご覧下さい。